2013/01/05

RICOH R1


さて、リコーR1です。
こちらは少々高かった(それでも1000円ほど)のですが、ジャンクにて入手。
外見は綺麗ですし、問題ないだろうと判断。
結果、このカメラの持病である液晶が少々怪しいものの他は全く問題なし。
液晶と言ってもデジカメではないので、フラッシュOFFとかのボタンを押す回数を覚えれば撮影に影響はありませんね。

以下RICOHのHPより・・・

パトローネ入りフィルムを使う35ミリカメラではボディの厚みを30mm以下にすることは非常に困難であり、ボディ中央部だけを薄くしたカメラはあったが、巻き上げ側を限界まで薄くすることでパトローネ部分を除いてボディの厚みを25mmとすることに成功した。 このボディに採光式フレームファインダーなど、高度なカメラの条件を導入して画期的にハンディなカメラが出来た。
 日本を含めて世界で5つのグランプリを獲得した。

そうなんですよね。この薄さ・・・フィルム入ってるの!?と感じるコンパクト具合、素敵です。

しかし、欠点として挙げられる事が多い、裏蓋のペコペコした感じ・・・ピントに影響あるのなら問題だと思いますが、今のところこのペコペコした感じも大好きです(笑

この手のコンパクトカメラに多い「電源OFFで設定も全てリセット」さえ無ければ言う事なしですね。
カッコイイですし、使ってて楽しいカメラです。


で、このカメラの有名な改造(?)として、24mmワイドパノラマ機能の「パノラマ」を無効にして「30mm/24mm二焦点切り替えカメラ」にしてしまうというのがありますね。
このカメラで24mm・・・凄いですよね。
ただ、F8と非常に暗くなってはしまいますが。

購入後早速やってみました。


写真、中央付近に日付写しこみ用の2つの四角い穴がありますよね。
その上の穴付近のパノラマ遮光版が降りてくるスライド枠に小さく切った厚紙を押し込み・・・簡単に言うとつっかえ棒(?)みたいな感じで遮光版が降りてこないようにしちゃう感じですね。

まぁ・・・説明見るよりやってみると、なるほどねという感じだと思います。
綺麗にしようと思うと、紙のサイズとか、思いのほか小さくなった紙を押し込む方法とかで悩んでしまいました。
それでも、10分ほどで出来ると思います。

実際この方法で24mmにして撮ると写真の四隅がケラれるのですが、それはそれで楽しいです。





お次は、フィルム確認用窓のモルト交換。


私の嫌いな「ベトベト」の方でした・・・。(パサパサならすぐに変えようという気になったのですがね・・・)
とりあえず、1本撮り終えてから考えようと窓にパーマセルを貼って撮影してたのですが、撮り終えたパトローネにはモルトがベッタリ・・・。

やっぱり交換か・・・。このベタベタ、非常に取り難い・・・。
綿棒やら除光液やらで綺麗に古いモルトを除去・・・。


サイズを測って型紙を作り、この時使って調子が良かった習字用の下敷きで新しいモルトを作成。
初めに両面テープを貼ってから切り抜くので、後は貼るだけ。


バッチリでした。
感光防止の為だけでしたら、窓にパーマセル貼れば問題なしでしょうが、やっぱりパトローネにモルトがベッタリは・・・嫌ですからね。

気分よしです。

フィルム1本撮り終えて、改めてこのカメラの良さが分かったような気がします。
撮ってて楽しいですし、いつでも気軽に撮影できる。
写りの方は・・・まだ使いこなして無い感がありますが、フィルムの差もこのカメラの場合あるそうなので、もう少し勉強してみます。

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